行員の防災に対する意識を高める機会としても役立っています
七十七 未来の森 ~For the Future~
当行はもともと、2008年7月に発足した「日本の森を守る地方銀行有志の会」に参加しており、森林保全活動には携ってきていました。銀行として取組んできたことが、自然とSDGsにも繋がっていたと感じます。
その後、仙台市の海岸防災林の保全に貢献できるということで、2018年6月、貞山運河沿いの荒浜エリアで約0.20ヘクタールの協定を締結。9月には、頭取をはじめ新入行員約150名が参加し、クロマツ1,000本の植樹活動を行いました。
「森林保全活動」は、2019年~2020年は悪天候やコロナ禍の影響で中止となりましたが、2021年10月に再開。翌2022年10月にも、行員ボランティアによる下草刈りを実施し、少しずつ成長を遂げたクロマツにも再会できました。
私たちはいま、創業より受け継がれる「地域の繁栄を願い、地域社会に奉仕する」という行是の理念に則り、グループ全体でSDGs(持続可能な開発目標)の達成に取組んでいます。2020年に策定された「七十七グループのSDGs宣言」の重点課題として、①地域経済の活性化、②地球温暖化・気候変動への対応、③一人ひとりの活躍支援、④ガバナンスの高度化があげられますが、なかでも②におけるこの森林保全活動は、地域の未来を創造していく取組みになっています。
協定締結から5年で更新時期を迎えますが、さらに5年の延長を予定しています。こうした活動は、10年、20年先を見据えた未来に向けての取組みと捉えているからです。
植樹した苗木は、年々少しずつ育ってきています。成長に伴い、今後は枝払いや間引きといった新たな作業も増えてきますから、この活動にはその点での楽しみもあります。
行内では、防災意識高揚のための各種取組みや、SDGsに関する平日夜間セミナー、研修会などを行っています。当行が地域のみなさんのために、何ができるのか、どんな問題があるのかなどの課題を行員ひとりひとりが“自分のこと”として捉え、お客様への支援や提案に繋げていきたいと考えています。
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/ Miyagi Green Coast